確認した事実を残す
どの資料を見て、何が一致し、何が一致しなかったかを短く書きます。推測を事実と混ぜないことが大切です。
会計と経営のノート|経理のしくみ
手順書に作業名は書いてある。でも、どこまでできたら完了なのかが分からない。引き継ぐときに必要なのは、操作の順番だけではありません。
デモ原稿
「請求書を確認する」という一文には、いくつもの作業が含まれます。対象の期間は合っているか、必要な項目は揃っているか、関連資料と対応しているか。何を見ているのかを分けると、担当者同士の理解を揃えやすくなります。
ただし、細かい項目を増やせばよいわけではありません。判断に必要な点を選び、何をもって完了とするかを決めます。
普段の操作だけを残すと、例外が起きたところで作業が止まります。情報が足りない、資料同士が合わない、担当者が判断できない。こうしたときに、何を残し、誰に確認するかも手順に含めます。
どの資料を見て、何が一致し、何が一致しなかったかを短く書きます。推測を事実と混ぜないことが大切です。
資料を受け取っただけの状態と、内容確認が終わった状態を分けます。未確認の事項は、分かる場所に残します。
例外に対応したときは、何を確認してその扱いにしたかを記録します。次の担当者が条件を読み取れることを目指します。
手順を作った人以外が、実際の作業を進めながら読んでみます。判断に迷う箇所、情報が足りない箇所、過剰に細かい箇所を確かめ、少しずつ調整します。
業務をシステム化するときも、この整理は役立ちます。状態の意味と完了条件が揃っていると、画面や入力項目に何を求めるかを、社内IT担当者と具体的に話せるようになります。
まずは、相談から。
今の状況と、これから考えたいことをお聞かせください。