会計と経営のノート|月次の対話
月次会議は、3つの問いから。
資料を一枚ずつ読み上げるだけでは、考えたいことに届かないことがあります。まずは、3つの問いを会議の入口に置いてみます。
デモ原稿
問い 1|何が変わったか。
今月の資料を見る前に、何と比べるかを決めます。前月との比較なのか、前年の同じ月なのか、予定との差なのか。比較の相手が変わると、同じ数字でも読み方は変わります。
全部の項目を同じ深さで説明する必要はありません。変化があった項目と、変化が小さくても継続して見たい項目を選び、会議の目的に合わせて絞ります。
問い 2|なぜ変わったか。
数字の変化だけで、理由まで確定させないことが大切です。数量、単価、時期、一時的な支出など、どんな要因が考えられるかを出し、手元の情報で確かめられることから確認します。
経営者、経理担当者、現場の担当者が持っている情報は同じではありません。資料には表れない出来事を聞きながら、分かっていることと推測を分けてメモします。
問い 3|次に何を確かめるか。
会議の最後に、結論を出せたこと、保留すること、追加で確かめることを分けます。「もう少し調べる」で終わらず、必要な情報と担当者、次に話す機会を決めると、対話がつながります。
| 短い記録の項目 | 書いておくこと |
|---|---|
| 今回分かったこと | 資料と確認に基づいて説明できたこと |
| まだ分からないこと | 不足する情報や、比較条件の違い |
| 次の確認 | 必要な情報、担当する人、確認する時期 |
同じ型を、少しずつ育てる。
最初から完成された経営会議を目指すより、問いと記録の小さな型を使い続けてみます。話しやすかった点と、資料が足りなかった点を確かめ、翌月に調整する。その積み重ねが、数字を自分たちの言葉で読む機会になります。
まずは、相談から。
何から相談するかも、 一緒に整理します。
今の状況と、これから考えたいことをお聞かせください。
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